フラダンスの種類

私たちがよく知っているハワイアン・ミュージックに合わせて優雅に踊るフラダンスは、アウアナという種類です。フラダンスの種類は一つじゃないんですよ。フラダンスは大きくわけて「カヒコ」と「アウアナ」の2つの種類に分けられます。


フラダンスの種類:カヒコ

まずは「古典フラ」とよばれるカヒコについてお話しましょう。「古典フラ」という名前のとおり古い形式のフラダンスで、古代ハワイから伝えられてきたものです。このカヒコは神様にささげる神聖な踊りと考えられています。最初にオリをよみあげたあと、歌い手のメレに合わせて踊りだします。ハワイ語でカヒコは「古い・原初の・はるか昔の」、オリは「詠唱」、メレは「歌」を指しています。ちなみにメレはオリに節回しがついたもので、私たちがイメージする「歌」に近いものといえるでしょう。

カヒコには現代のフラダンスには見られない不思議な力強さがあります。こういわれてみると、フラダンスはもともと男性の踊りだったのが妙に納得できる気がしませんか?カヒコを踊るときは化粧をしたり、アクセサリーを身につけることはしません。これが特徴の一つに挙げられます。そのほか、カヒコの楽器や歌詞などにも伝統・文化があふれています。

カヒコを踊ることでハワイの文化や歴史を表現し、次の世代へと伝えていくことができるんですね。そのことからも、この種類の踊りはフラダンス上級者におすすめしたいです♪半年以上基本を習ってからカヒコを学びましょう!

フラダンスの種類:アウアナ

もう一つのフラダンスの種類はアウアナというものです。アウアナとは「(旧式から)解き放たれた」とか「新しいスタイル」のという意味と「迷う」「漂う」というような少し否定的な意味と両方あります。ウクレレののんびりした音色に合わせて、波のように手をゆらゆらさせて踊る、あのフラダンスがアウアナとよばれるものなんですよ。「現代フラ」とよばれるアウアナはカヒコとちがい、きれいな衣装を身にまとい、ハワイアンミュージックに合わせて優雅に踊るのが特徴です。

アウアナの詩の内容は自然への感謝や男女間の愛についてが多いですね♪アウアナはあまり形にとらわれないため、自由な動きができます。なので、フラダンス初心者にはぴったりではないでしょうか。多くのフラダンス教室ではアウアナを教えているところがほとんどです。さて、次の項目ではアウアナの誕生について見てみましょう。

アウアナはいつ誕生したの?

【フラダンスの歴史】のページで紹介したカラカウア王。彼がフラダンスの復活に大きく貢献したことはすでに述べましたよね。さらに彼はハワイの歌を英語に訳したり、作詞・作曲も手がけるなど音楽家としても知られています。そんなカラカウアが王様だった時代に「現代フラ」のアウアナは生まれました!

今ではフラダンスによく使われているウクレレやギターといった外国の楽器にも目を向けて何か新しい文化を作り出そうとしていました。やがて上流階級の人たちによって多くのハワイアン・ミュージックが作られたのです。その音楽に振り付けしたもの…それがアウアナのはじまりとされています。そして、ますます西欧文化が入ってくるようになったハワイでは、学校でハワイ語を話すことも許されなくなってしまいました。これがアウアナの発展によりいっそう拍車をかけたといえるでしょうね。

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踊りのスタイルとは?

フラダンスの種類ではないのですが、踊り方にもいくつかの種類があります。ほとんどのフラダンスがいくつかの踊り方の組み合わせで成り立っています。ここで、おもな踊り方を紹介したいと思います!

アイ・ハ・ア:力強く
ホエ:櫂(かい;船をこぐための道具)をこぐように
ホ・イ:ステージから退場するときの踊り
ホ・オカニ:打楽器を使った
ホロ・リオ:力強く
ホ・オナーナー:静かに
イへ:槍をもって行う
カ・イ:ステージに入場するときの踊り
カーナエナエ:祈りを込めた
クヒ・リマ:ジェスチャーをする
クー・イ・ルナ:その場で立ち上がって
マーナイ:細長い杖で床をたたきながら踊る
ノホ:座って踊る
オーラパ:立って動き回って踊る
オ・オパ:足を引きずりながら
パー・アニ:陽気に

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