フラダンスの音楽と楽器

フラダンスに欠かせないのが、音楽と楽器です。ステップやハンドモーションはもちろん、音楽や楽器などもフラダンスの大切な要素になります。ハワイっぽい雰囲気を出して、ダンサーの気分を盛り上げていきます!特に音楽は時代とともにそのテイストも少しずつ変わってきました。

フラダンスに使われるメレ

【フラダンスの種類】のページでもふれましたが、ここでもう少し詳しくメレのことをお話したいと思います。フラダンスのなかで使われる音楽は詩の朗読のようなチャント(詠唱)とよばれるものと、楽器の伴奏に合わせて歌うものに分けられます。この歌のことをメレといいます。

メレのなかには、その言葉とはまた別の隠れた意味が込められているカオナというものがあるんですよ。たとえば雨や滝という言葉には「愛」という意味が隠されています。昔は首長など地位が上の人に関する歌詞を一般庶民が作ることができませんでした。なので、カオナがよく使われていたようですね。メレはその対象や内容によって、何種類かに分けられます。

アーイナ:島々の歌
カ・イ:歌い手がステージに入場する前に歌う歌
ホ・イ:歌い手が退場するときの歌
ホ・オイポイポ:恋愛の歌
フラ:踊りの歌
イノア:人物の歌
イポ:愛する者へ捧げる歌
クーオー:祈り、歓びの歌
カニカウ:追悼歌
パー・アニ:祈りの歌
ワヒ・パナ:(特定の)土地の歌

ハワイアン・ミュージック

フラダンスで使われる音楽(曲)はハワイアン・ミュージックといわれるもので、その歌詞のほとんどがハワイ語になっています。このハワイアン・ミュージックの多くは作品の中にチャントが含まれています。それが特徴ともいえるでしょう。また、フラダンスを習っている人に聞いてみると、先生が作った曲が一番好き!という生徒さんもたくさんいます。フラダンスをこよなく愛する先生だからこそ、作れる曲というのもあるのでしょうね♪

もちろん、ケアリイ・レイシェルやイズ・カマカヴィヴォオレ、HAPAなど有名アーティストによる曲も人気です。多くのレーベルからハワイアン・ミュージックのCDが発売されています。おもCDにChant CD(詠唱ばかりを集めたもの)とContemporary CD(現代風の曲を集めたもの)があります。色々なタイプの曲がありますが、フラダンス向けに構成されたCDが最適でしょう。ハワイアン音源のものは雰囲気を十分に味わえる反面、メロディーパートが多いため、初心者には踊りにくいです…。

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フラダンスにはどんな楽器を使うの?

ハワイの楽器と聞いてすぐに思い浮かぶのは、ウクレレかもしれませんね。ウクレレのあの音色は南国の風を運んできてくれます♪もちろん、フラダンスにもウクレレが使われます。ほかにも、ハワイ古来の様々な楽器があるんですよ。

ウクレレ

ウクレレはアウアナ(現代フラ)にだけ使われる楽器です。19世紀後半にポルトガル移民が持ち込んだ小型のギターが原型とふいわれています。ギターに比べてコンパクトで軽いため使いやすく、子供から高齢者の方まで幅広い年代に親しまれています!

イプヘケ

ここから紹介するのはすべてカヒコ(古典フラ)で使われるものです。イプヘケはチャントを唱える人が使う楽器です。中身をくりぬいたカラバッシュというひょうたんの一種を2つ張り合わせて作られています。外側をたたくことで音が鳴ります。

イプ

このイプもイプヘケと同じように、ひょうたんでできている打楽器です。ただイプはダンサーが踊りながら打ち鳴らすものですね。イプヘケよりも少しどっしりしています。

プイリ

プイリは縦に切れ目が入った竹でできているスティック状の楽器です。ドラムのスティックのように2本セットで使います。2本のスティック自体を鳴らしたり、ダンサーが手足や肩などをたたきながら踊ります。

ウリウリ

ウリウリはニワトリの羽根がついたマラカスのような楽器です。ラアメアという実やヤシの実をくりぬいた、その中にアリイ・ポエとよばれる実が入っています。ふつうは両手にもって振りますが、ときには片手に一つだけ持って使うこともあります。

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